大腸Interval cancerをめぐる最近の知見
大腸Interval cancerの症例報告 多発ポリープ切除後に発見された4mmのInterval cancerの1例
岩館 峰雄
1
,
砂川 弘憲
,
内海 貴裕
,
服部 三太
,
佐野 亙
,
蓮池 典明
,
生本 太郎
,
小高 雅人
,
佐野 寧
1佐野病院 消化器センター
キーワード：
Methylrosanilinium Chloride
,
Indigo Carmine
,
S状結腸腫瘍
,
大腸内視鏡法
,
結腸切除
,
大腸ポリープ
,
腺癌
,
腺腫
,
腹腔鏡法
,
狭帯域光観察
,
色素内視鏡法
Keyword:
Adenoma
,
Adenocarcinoma
,
Colonic Polyps
,
Colectomy
,
Colonoscopy
,
Indigo Carmine
,
Gentian Violet
,
Laparoscopy
,
Sigmoid Neoplasms
,
Narrow Band Imaging
pp.63-66
発行日 2017年1月20日
Published Date 2017/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2017115883
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70歳代,男性.便潜血検査陽性の初回大腸内視鏡検査で多発ポリープ(病理は腺腫)切除し,15ヵ月後に無症状であったがサーベイランスのため大腸内視鏡検査を施行.RSに4mm大の内部に隆起を伴うIs+IIc病変を認め,SM深部浸潤癌と診断し手術を施行.病理は深達度T1bの早期大腸癌であった.初回検査時は,陥凹型由来で発見しにくかったうえ,多発ポリープ切除で注意力散漫となったため見逃されたと考えられる.
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