大腸Interval cancerをめぐる最近の知見
大腸Interval cancerを防ぐために
堀田 欣一
1
,
今井 健一郎
,
伊藤 紗代
,
山口 裕一郎
,
川田 登
,
滝沢 耕平
,
角嶋 直美
,
田中 雅樹
,
小野 裕之
1静岡県立静岡がんセンター 内視鏡科
キーワード:
感度と特異度
,
偽陰性反応
,
危険因子
,
大腸内視鏡法
,
腺癌
,
大腸腫瘍
,
腺腫-鋸歯状
Keyword:
Adenocarcinoma
,
Colonoscopy
,
False Negative Reactions
,
Sensitivity and Specificity
,
Risk Factors
,
Colorectal Neoplasms
pp.29-34
発行日 2017年1月20日
Published Date 2017/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2017115877
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
interval cancerの原因として,(1)見逃し癌,(2)不完全な検査および不適切なサーベイランス間隔,(3)内視鏡治療後の遺残再発,(4)急速発育癌の四つが挙げられる.それを防ぐためには原因に応じて,(1)内視鏡のQuality改善,(2)挿入困難例に対する対応,前処置改善,患者教育や呼び出し方法の確立,(3)分割切除/断端陽性例に対する検査間隔短縮,(4)高リスク群の抽出と適切なサーベイランス間隔の設定などの対策が必要である.
Copyright © 2017, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.