<解説>よくわかる大腸ESD/EMRガイドライン
LSTの定義と病態
前山 泰彦
1
,
鶴田 修
,
野田 哲裕
,
長田 修一郎
,
向笠 道太
,
住江 博明
,
河野 弘志
,
光山 慶一
,
鳥村 拓司
1久留米大学 医学部内科学講座消化器内科部門
キーワード:
腫瘍進行度
,
大腸腫瘍
,
用語法
,
側方発育腫瘍
,
癌取扱い規約
Keyword:
Neoplasm Staging
,
Terminology as Topic
,
Colorectal Neoplasms
pp.431-435
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015380059
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大腸LST(laterally spreading tumor)とは,"最大径10mm以上の側方発育する大腸腫瘍群に対する呼称"であり,世界中で広く使用されている.LSTは,肉眼型を示す用語ではなく,食道や胃で使用されている"表層拡大型腫瘍"というニックネームと同義である.「大腸癌取扱い規約」にはこれまでLSTという用語は掲載されていなかったが,2013年7月発刊の「大腸癌取扱い規約第8版」にその定義や画像が掲載された.
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