今、変わるのか?大腸微小病変の取り扱い
大腸微小病変の内視鏡診断
前山 泰彦
1
,
鶴田 修
,
野田 哲裕
,
長田 修一郎
,
吉田 光
,
向笠 道太
,
住江 博明
,
光山 慶一
,
佐田 通夫
1久留米大学 医学部内科学講座消化器内科部門
キーワード:
大腸内視鏡法
,
腫瘍侵入性
,
鑑別診断
,
腺癌
,
腺腫
,
大腸腫瘍
,
狭帯域光観察
Keyword:
Adenoma
,
Adenocarcinoma
,
Colonoscopy
,
Diagnosis, Differential
,
Neoplasm Invasiveness
,
Colorectal Neoplasms
,
Narrow Band Imaging
pp.233-240
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014229008
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大きさ5mm以下の病変において,表面隆起型と結節集簇型病変の担癌率は低く,数では隆起型と表面隆起型が多い.また表面陥凹型腫瘍はその数は少なく担癌率は高い.二段隆起や陥凹内隆起が存在する場合は形態に関係なく粘膜下層深部へ浸潤している可能性があるため,マーキング後に注腸X線検査,超音波内視鏡検査などにより十分な情報を得た後に内視鏡治療または手術などの治療法を選択する必要がある.
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