カプセル・バルーン内視鏡の新展開
[バルーン内視鏡編]バルーン内視鏡を使用した治療内視鏡 拡張術 クローン病患者における小腸狭窄に対するバルーン内視鏡を用いた拡張術
石川 智士
1
,
別府 孝浩
,
平井 郁仁
,
金城 健
,
大門 裕貴
,
松嶋 祐
,
二宮 風夫
,
高津 典孝
,
矢野 豊
,
松井 敏幸
1福岡大学医学部附属筑紫病院 消化器内科
キーワード:
Crohn病
,
病的狭窄
,
モノクローナル抗体
,
バルーン拡張法
,
治療成績
,
小腸疾患
,
腫瘍壊死因子アルファ
,
小腸内視鏡法
Keyword:
Antibodies, Monoclonal
,
Constriction, Pathologic
,
Crohn Disease
,
Tumor Necrosis Factor-alpha
,
Treatment Outcome
pp.573-577
発行日 2013年11月20日
Published Date 2013/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014064984
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近年,クローン病の腸管狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術は,小腸狭窄に対してもバルーンアシスト下小腸内視鏡を用いて施行されるようになってきた.自施設でもダブルバルーン小腸内視鏡を用いて拡張術を行っており,その有効性と安全性は高い.またクローン病の治療は生物学的製剤の登場で変遷してきている.生物学的製剤使用に伴い生じる腸管狭窄に対しても,内視鏡的バルーン拡張術の併用は有用な治療法となりえる.
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