回盲部潰瘍性病変
クローン病の回盲部病変
長沼 誠
1
,
緒方 晴彦
1慶応義塾大学医学部附属病院 内視鏡センター
キーワード:
Crohn病
,
回腸疾患
,
病的狭窄
,
Infliximab
,
アフタ様病変
,
回盲部
,
小腸潰瘍
Keyword:
Infliximab
,
Constriction, Pathologic
,
Crohn Disease
,
Ileal Diseases
pp.367-371
発行日 2013年7月20日
Published Date 2013/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2013320005
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回盲部に病変を有する炎症性腸疾患としてクローン病,腸結核,腸管ベーチェット病,単純性潰瘍などがある.クローン病は縦走潰瘍,敷石状所見,縦列する不整潰瘍・アフタ病変が特徴であり,一方腸結核は瘢痕病変を伴った輪状潰瘍を特徴とする.クローン病では区域性に潰瘍が多発する場合が多いが,腸管ベーチェット病,単純性潰瘍では円形,卵円形の潰瘍が孤立して認められる場合が多い.
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