大腸内視鏡のリスクマネジメント
治療後の管理
岸原 輝仁
1
,
千野 晶子
,
田顔 夫佑樹
,
中野 薫
,
岩崎 将
,
山崎 明
,
斎藤 彰一
,
為我井 芳郎
,
五十嵐 正広
1がん研究会有明病院 消化器内科・内視鏡診療部
キーワード:
大腸内視鏡法
,
術後合併症
,
術後管理
,
腸炎
,
腸穿孔
,
発生率
,
出血-術後
,
クリティカルパス
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Colonoscopy
,
Enterocolitis
,
Intestinal Perforation
,
Postoperative Care
,
Postoperative Complications
,
Incidence
,
Postoperative Hemorrhage
,
Critical Pathways
pp.1619-1625
発行日 2016年10月20日
Published Date 2016/10/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2017059983
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大腸内視鏡治療には大腸ESDの普及に伴い,高い一括切除率と低侵襲が求められる.しかし,大腸の解剖学的特性から,治療技術の難易度は高く,そのために治療に携わる際には,その偶発症を十分に理解し,万が一偶発症が発生した場合には迅速に対処できる準備を整えて治療に臨む必要がある.また,安全な治療が行われるためには術前から術後までの患者の周術期管理が不可欠であり,クリニカルパスを使用することで効率的で,安定したチーム医療が可能となる.
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