<解説>よくわかる大腸ESD/EMRガイドライン
ESD/EMRの周術期管理
五十嵐 正広
1
,
千野 晶子
,
岸原 輝仁
,
為我井 芳郎
1がん研究会有明病院 消化器内科
キーワード:
血液循環
,
大腸内視鏡法
,
抗凝固剤
,
呼吸器系
,
催眠剤と鎮静剤
,
術中モニタリング
,
抗血栓剤
,
大腸腫瘍
,
腸穿孔
,
鎮痛剤
,
入院
,
アルゴリズム
,
出血-術後
,
周術期管理
,
内視鏡的粘膜切除術
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
外来診療
,
休薬
,
腸洗浄
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Endoscopic Mucosal Resection
,
Anticoagulants
,
Analgesics
,
Algorithms
,
Ambulatory Care
,
Blood Circulation
,
Colonoscopy
,
Fibrinolytic Agents
,
Hospitalization
,
Hypnotics and Sedatives
,
Intestinal Perforation
,
Respiratory System
,
Colorectal Neoplasms
,
Monitoring, Intraoperative
,
Postoperative Hemorrhage
,
Perioperative Care
pp.467-474
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015380064
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日本消化器内視鏡学会から「大腸ESD/EMRガイドライン」が提示された.ESD/EMRは大腸腫瘍の治療手法として有用な方法であるが,治療にかかわる周術期の管理には,(1)術前:抗血小板薬・抗凝固薬服用中の患者に対する対策,腸管洗浄液投与に関すること,(2)術中:鎮痛薬投与に関することや患者のモニタリングの重要性,全身の管理や監視に関すること,(3)術後:後出血や穿孔,post coaguration syndromeの対策や予防など,が含まれる.以上の項目に関してのガイドラインの内容を解説した.
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