肝移植-現状と展望
レシピエント移植コーディネーターの役割
萩原 邦子
1
,
秋田 裕史
,
濱 直樹
,
和田 浩志
,
小林 省吾
,
梅下 浩司
,
永野 浩昭
1大阪大学医学部附属病院 移植医療部
キーワード:
意思決定
,
肝臓移植
,
心理学的面接
,
肝不全-急性
,
リビングドナー
,
移植コーディネーター
,
専門職の役割
Keyword:
Decision Making
,
Interview, Psychological
,
Liver Transplantation
,
Liver Failure, Acute
,
Living Donors
,
Professional Role
pp.1257-1262
発行日 2013年7月20日
Published Date 2013/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2013319989
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レシピエント移植コーディネーターは移植全プロセスを通じて,移植医療が安全にかつ円滑に実践できるよう調整し,患者および生体ドナーに対して継続したケアを提供する.レシピエント移植コーディネーターは,患者・家族への移植の意思決定支援や,円滑な移植プロセスの実施のための連絡・調整,チーム医療を実践するためのチーム内でのコミュニケーションの促進,移植後の生活指導や医学的管理を継続的に行うべき役割を担っている.2011年から認定レシピエント移植コーディネーター制度が開始された.移植医療には欠かせない存在であるレシピエント移植コーディネーターの今後よりいっそうの発展を期待したい.
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