移植医療の新展開
臓器移植法改正による新展開 レシピエント移植コーディネーターの役割
野尻 佳代
1
,
菅原 寧彦
,
山敷 宣代
,
田村 純人
,
青木 琢
,
國土 典宏
1東京大学 臓器移植医療部
キーワード:
意思決定支援技法
,
インフォームドコンセント
,
肝硬変
,
肝臓移植
,
脳死
,
臓器と組織の調達
,
移植コーディネーター
,
精神的援助
Keyword:
Brain Death
,
Decision Support Techniques
,
Informed Consent
,
Liver Cirrhosis
,
Tissue and Organ Procurement
,
Liver Transplantation
pp.1147-1154
発行日 2011年11月1日
Published Date 2011/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012040596
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2010年7月から改正された「臓器の移植に関する法律」により脳死移植の件数は増加し、脳死肝移植希望者も増加している。東京大学医学部附属病院には移植チームの一員としてレシピエント移植コーディネーターが存在する。レシピエント移植コーディネーターは、移植医療が円滑に進行するように、患者が移植の可能性のある段階から、術前評価、登録、待機、術中、術後、外来の移植医療の全過程において調整および看護支援を行っている。
©Nankodo Co., Ltd., 2011