維持透析患者の「満足度」を検証する
実態調査の結果 要介護透析患者の実態と問題点 患者の満足度・不満足度
杉崎 健太郎
1
,
杉崎 弘章
1八王子東町クリニック
キーワード:
質問紙法
,
家族
,
血液透析
,
住宅
,
腎不全-慢性
,
日常生活活動
,
患者の満足度
,
貧困
,
生きがい
,
要介護者
,
家族介護者
,
介護負担
Keyword:
Activities of Daily Living
,
Family
,
Housing
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Surveys and Questionnaires
,
Poverty
,
Patient Satisfaction
pp.1153-1164
発行日 2015年8月10日
Published Date 2015/8/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015340621
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わが国では人口の急速な高齢化に伴い,要介護高齢者の大幅な増加が予想されている.この現象は透析患者においても同様であり,その介護サービスの質を維持・向上させることが今後の課題である.なかでも要介護透析患者の実態を取り巻く環境は種々のストレッサーに満ちており,介護者-要介護者の相互関係性がより重要となることは明白である.今回,要介護透析患者を含めた高齢者にその実態を把握するためにアンケート調査を実施し,要介護透析患者を取り巻く環境の主要な問題点について考えたい.
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