透析患者の栄養障害とNSTの可能性
規模別NST活動の展開 各種特殊な病態を有する患者 リハビリ
秋山 恭子
1
,
山西 あさみ
,
有元 克彦
1創和会しげい病院 栄養管理部
キーワード:
Branched-Chain Amino Acids
,
血液透析
,
腎不全-慢性
,
リハビリテーション
,
チーム医療
,
栄養補助
,
回復期病院
,
病院リハビリテーション科
,
筋肉減少症
Keyword:
Amino Acids, Branched-Chain
,
Hospitals, Convalescent
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Patient Care Team
,
Rehabilitation
,
Physical Therapy Department, Hospital
,
Nutritional Support
,
Sarcopenia
pp.1247-1254
発行日 2013年7月10日
Published Date 2013/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2013319029
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
透析患者は,筋力低下や骨代謝異常などにより骨折しやすく,脳血管障害は死因の第4位を占める重要な合併症である.骨折も脳血管障害も病状が安定し始めた回復期に集中的なリハビリを行うことが,ADLやQOLの向上にもっとも効果的であるが,これまで透析患者は,さまざまな理由から回復期リハビリテーション(回リハ)病棟への受け入れが難しいといった現状があった.しかし,平成24年度診療報酬改定により,人工腎臓の手技料が当病棟の包括範囲から外れ,当院は透析患者中心の回リハ病棟を開設した.NST(nutrition support team)は,リハビリ効率向上のために栄養管理は重要と考え,栄養面から透析患者のリハビリを支援するために回リハ栄養カンファレンスを実施し,積極的介入を行っている.
Copyright © 2013, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.