透析患者の栄養障害とNSTの可能性
規模別NST活動の展開 急性期病院 栄養・輸液サポートチーム(NEST)の活動
脇田 久美子
1
,
濱田 康弘
,
堀川 真由美
,
戸田 明代
,
西 慎一
,
宇佐美 眞
1神戸大学医学部附属病院 栄養管理部
キーワード:
栄養評価
,
血液透析
,
腎不全-慢性
,
輸液療法
,
チーム医療
,
栄養補助
,
地域社会ネットワーク
,
急性期病院
,
回診
,
患者情報
Keyword:
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Patient Care Team
,
Nutrition Assessment
,
Nutritional Support
,
Community Networks
pp.1195-1201
発行日 2013年7月10日
Published Date 2013/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2013319022
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神戸大学医学部附属病院では,栄養状態のみならず,電解質異常も重要であるとの観点から,NEST(Nutrition & Electrolyte Support Team)として活動を行っている.8職種がそれぞれの専門知識を持ち寄り,1回につき20~25名程度の回診を行っている.回診前後にはミーティングを行い,NESTとしての提案内容を検討している.回診日は週1回のため,回診以外の曜日にNEST専従管理栄養士による病棟訪問を行っている.また,転院する患者に対しては,患者情報提供書を作成し,転院後の栄養管理の参考としていただいている.必要栄養量の設定は適切であるか,現在の食事内容,投与内容が適切であるかを常に確認しながら,栄養管理を進めていくことが重要となる.
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