特集 大腸Ⅱc─革命のその後
Ⅴ.大腸Ⅱc由来の大腸癌の頻度と特徴─大腸癌研究会アンケート調査の結果より
石田 文生
1
,
工藤 進英
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
キーワード:
陥凹型大腸癌
,
早期大腸癌
,
大腸癌研究会
Keyword:
陥凹型大腸癌
,
早期大腸癌
,
大腸癌研究会
pp.427-430
発行日 2021年12月20日
Published Date 2021/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000643
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大腸Ⅱc由来の大腸癌の頻度と特徴を明らかにする目的で第69回大腸癌研究会においてアンケート調査が行われた.2001年1月〜2007年12月の期間に23施設から寄せられた大腸内視鏡検査420,610件にて発見,切除された腺腫,M癌,SM癌44,882病変を対象として解析された.腺腫は40,863病変,M癌2,935病変,SM癌1,084病変であった.M癌,SM癌を合わせた4,019病変のうち陥凹型病変は670病変(16.7%)であった.Ⅱcの発見頻度は0.16%(670病変/420,610件)であった.
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