特集 拡大内視鏡を極める
Ⅲ.拡大所見と病理組織診断との整合性を得るための工夫
河野 弘志
1
,
上野 恵里奈
1
,
渡辺 大将
1
,
菅原 脩平
1
,
後藤 諒介
1
,
深水 航
1
,
柴田 翔
1
,
鶴田 修
1
,
鳥村 拓司
2
1聖マリア病院消化器内科
2久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門
キーワード:
大腸腫瘍
,
拡大内視鏡
,
実体顕微鏡
,
NBI
,
pit pattern
Keyword:
大腸腫瘍
,
拡大内視鏡
,
実体顕微鏡
,
NBI
,
pit pattern
pp.357-362
発行日 2020年11月20日
Published Date 2020/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000522
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大腸病変の質ならびに癌の深達度診断においてNBI併用下拡大観察やpit pattern観察,超拡大内視鏡観察は重要な検査手法である.これら拡大内視鏡を用いた検査は病変の表面構造を観察することにより得られた所見から病変の成り立ちを推測する方法であり,拡大内視鏡画像と病理組織標本像を対比し,得られた表面構造所見が病理組織像のどのような所見を反映しているのかを学ぶことにより内視鏡診断能力が一段と向上すると考えられる.
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