TOPICS ─文献紹介〈腫瘍関連〉
Endocytoscopy による大腸T1 癌の分化度診断〔Review from ─ Endoscopy 2018;50:69-74〕
迫 智也
1,2
,
工藤 進英
1
,
宮地 英行
1,3,4
,
若村 邦彦
1
,
三澤 将史
1
,
森 悠一
1
,
林 武雅
1
,
工藤 豊樹
1
,
片桐 敦
1
,
石田 文生
1
,
児玉 裕三
2
,
井上 晴洋
5
,
濱谷 茂治
6
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
2神戸大学大学院医学研究科内科学講座消化器内科学分野
3加古川中央市民病院消化器内科,宮地医院
4宮地医院
5昭和大学江東豊洲病院消化器センター
6東京慈恵会医科大学病理学講座
キーワード:
超拡大内視鏡
,
分化度診断
,
大腸T1 癌
Keyword:
超拡大内視鏡
,
分化度診断
,
大腸T1 癌
pp.189-191
発行日 2019年3月20日
Published Date 2019/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000325
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Endocytoscopy(EC)は約400 倍の超拡大観察により粘膜表層の腺腔,核をin vivo で観察でき,optical biopsy を可能とした次世代の内視鏡である.EC による大腸病変の質的診断,量的診断は良好な成績が報告されている1)~ 3).EC はHE 染色により得られる病理組織像と類似した画像を描出することができるため,EC による早期大腸癌の分化度診断が可能であるか検討した.
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