特集 IBD診療―ますます増えた薬剤の選択とさらなる進化の展望
1.治療薬の使い分けの総論と各論(6)抗IL-23抗体,JAK阻害薬の承認でCD治療は変わるのか?
本谷 聡
1
,
萩原 武
1
1札幌厚生病院IBDセンター
キーワード:
リサンキズマブ
,
抗IL-23p19抗体
,
ウパダシチニブ
,
JAK1選択的阻害薬
,
クローン病
Keyword:
リサンキズマブ
,
抗IL-23p19抗体
,
ウパダシチニブ
,
JAK1選択的阻害薬
,
クローン病
pp.153-159
発行日 2024年1月20日
Published Date 2024/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002928
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
クローン病治療に新たに承認されたIL-23抗体製剤であるリサンキズマブとJAK1選択的経口阻害薬であるウパダシチニブは,中等症から重症の活動性クローン病の寛解導入と寛解維持に高い有効性を示す.生物学的製剤不応例でも効果が期待できることから,適切な治療戦略の構築についてコンセンサスを重ねていくことが重要である.
Copyright © 2024, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.