炎症性腸疾患診療のupdate
Ⅴ 炎症性腸疾患の内科治療 ⑧抗TNF‒α抗体製剤―ゴリムマブ
山田 哲弘
1
,
松岡 克善
1
,
鈴木 康夫
2
1東邦大学医療センター佐倉病院内科学講座消化器分野
2東邦大学医療センター佐倉病院内科学講座・IBD センター
キーワード：
抗TNF—α抗体製剤
,
生物学的製剤
,
ゴリムマブ
Keyword:
抗TNF—α抗体製剤
,
生物学的製剤
,
ゴリムマブ
pp.838-841
発行日 2019年5月25日
Published Date 2019/5/25
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000812
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ゴリムマブはインフリキシマブ，アダリムマブに次ぐ第三の抗TNF‒α抗体製剤として2017 年3 月より潰瘍性大腸炎（UC）に使用可能となった生物学的製剤である．治療指針1）にも収載され，ほかの抗体製剤同様に中等症から重症，とくにステロイド依存例，ステロイド抵抗例に相当する難治例UC に対する治療法である．
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