連載 薬の知識
ウステキヌマブ(ステラーラ®)
木村 佳代子
1
,
金井 隆典
2
1慶應義塾大学医学部内視鏡センター
2慶應義塾大学医学部内視鏡センター 消化器内科
キーワード:
ウステキヌマブ
,
クローン病
,
生物学的製剤
,
IL‒12/23
Keyword:
ウステキヌマブ
,
クローン病
,
生物学的製剤
,
IL‒12/23
pp.567-570
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000326
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炎症性腸疾患は再燃・寛解を繰り返す慢性の炎症性疾患である.近年その治療の開発は進み新たな選択肢が増えている.とくに2000年代に登場した生物学的製剤は炎症性腸疾患の治療体系に大きな変革をもたらした.本稿では,2017年3 月に承認された新規の生物学的製剤であるウステキヌマブについて,クローン病に対する適応,治療法を中心に説明する.
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