特集 消化器癌の拡大内視鏡診断
10.大腸早期癌の拡大観察診断
永田 務
1
,
鶴田 修
1
,
鳥村 拓司
1
1久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門/消化器病センター
キーワード:
画像強調観察(IEE)
,
JNET 分類
,
pit pattern 分類
,
大腸癌
Keyword:
画像強調観察(IEE)
,
JNET 分類
,
pit pattern 分類
,
大腸癌
pp.1733-1740
発行日 2017年11月20日
Published Date 2017/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000170
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近年,大腸癌は増加傾向であり,内視鏡検査による早期発見,早期治療が期待されている.内視鏡検査時に病変を指摘した際は,通常観察に加え,NBI (Narrow‒Band Imaging)や色素法を用いた拡大観察診断を行うことで,適切な質診断のみでなく深達度診断までもが可能となる.内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosaldissection;ESD)を含めた内視鏡治療の普及に伴い,内視鏡診断の重要性が高まってきている.
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