特集 その人らしい生活を支える透析看護
5. 就労する透析患者を支えるケア―患者を支える仕組みの解説:産業保健師の視点から
大島 晴輝
1
,
下司 映一
2
,
椿 美智博
3
,
藤後 輔
3
1株式会社東芝人事・総務部総務企画室安全保健担当・保健師
2昭和大学保健医療学部
3昭和大学大学院保健医療学研究科・看護師
キーワード:
産業保健
,
治療と仕事の両立支援
,
安全配慮義務
,
自己保健義務
Keyword:
産業保健
,
治療と仕事の両立支援
,
安全配慮義務
,
自己保健義務
pp.1387-1394
発行日 2019年10月10日
Published Date 2019/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001080
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就労する透析患者を支える領域として「産業保健」があり,そこでは,多くの専門分野の医療スタッフ(産業医,保健師など)が活躍している.企業の安全配慮として,治療と仕事の両立支援をするためには,就労しながら透析を受けている者に対して,働き方(時間と内容)と物理的な職場環境への配慮を行う必要がある.職場側と医療機関との連携では,いかに詳細な情報交換をできるかが重要となり,厚生労働省は,そのためのガイドラインを示している.
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