連載 ケース・スタディ
副甲状腺全摘術後PTH 再上昇をきたした透析患者の1 例
長沼 俊秀
1
,
武本 佳昭
1
1大阪市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学
キーワード:
副甲状腺全摘術
,
PTH
,
再発
,
自家移植
,
透析
Keyword:
副甲状腺全摘術
,
PTH
,
再発
,
自家移植
,
透析
pp.1597-1602
発行日 2018年12月10日
Published Date 2018/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000744
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既往歴:X-9 年,透析導入(原疾患;慢性糸球体腎炎).X-6 年,副甲状腺全摘術(PTx)施行(4 腺摘出)+右前腕に自家移植現病歴:X-2 年頃よりintact PTH(iPTH)の再上昇を認め,シナカルセト塩酸塩内服治療開始となったが,消化器症状等の副作用のため内服困難となった.X 年5 月に内科的治療に対してコントロール不良のため精査加療目的で当科に紹介となり入院となった.来院時直近の通院中の透析クリニックでのiPTH 採血(シャント血採血)は2,400pg/mL であった.
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