発行日 2001年1月1日
Published Date 2001/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2001149304
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甲状腺手術において,術後の副甲状腺機能を温存できれば無意味なカルシウム剤の補給を避けられる.血行と共に摘出せずに温存する方法,摘出して移植する方法,及びその中間の方法がある.副甲状腺を全腺摘出し,泥状につぶして大胸筋に移植する方法を用いるとよい結果が得られる.短期的にも長期的にも術後の副甲状腺機能は十分に保たれ,広く応用されてよい方法である
©Nankodo Co., Ltd., 2001