特集 透析患者の余暇とレクリエーション
2.余暇(活動)の種類―レクリエーションの福祉現場における有用性
杉浦 春雄
1
,
Mirbod, Seyed Mohammad
2
1岐阜薬科大学健康・スポーツ科学研究室
2岐阜薬科大学科学英語研究室
キーワード:
余暇活動
,
レクリエーション
,
福祉現場
,
認知症予防
Keyword:
余暇活動
,
レクリエーション
,
福祉現場
,
認知症予防
pp.975-983
発行日 2018年7月10日
Published Date 2018/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000602
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日本は経済成長に伴い所得水準が向上し,生活も豊かになった.また,人々の価値観の多様化によって生活は物質的な豊かさから心の豊かさへとシフトし,余暇活動に対する意識も変容した.よって,余暇活動は自由な時間といった消極的な捉え方ではなく,生活をより豊かにするための必要不可欠な積極的な時間として捉えられるようになった.その結果,余暇活動は多種多様化し,大型化していった.本稿では,前半は余暇活動の種類とどのような余暇活動が好まれているのかについて概観し,後半は高齢者のレクリエーション活動およびその有用性について,筆者らの事例を含めて若干の考察を加えた.
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