症例
脱落膜ポリープとともに頸管縫縮を施行後にポリープの自然消失に伴い胎胞膨隆を生じ再縫縮を要した1例
森岡 将来
1
,
滝沢 真由
1
,
清水 陽彦
1
,
清水 由実
1
,
伊賀 健太朗
1
,
稲岡 直子
1
,
今野 寛子
1
,
精 きぐな
1
,
村越 毅
1
M. Morioka
1
,
M. Takizawa
1
,
H. Shimizu
1
,
Y. Shimizu
1
,
K. Iga
1
,
N. Inaoka
1
,
H. Konno
1
,
K. Sei
1
,
T. Murakoshi
1
1総合病院聖隷浜松病院産科周産期科
pp.515-520
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003831
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妊娠中の脱落膜ポリープは自然流早産と高い関連がある。今回4回自然流早産歴のある患者に対し,脱落膜ポリープとともに頸管を結紮し予防的頸管縫縮術(Shirodkar法)を行ったものの,術後にポリープの消失に起因する胎胞膨隆を生じ再縫縮術を要した1例を経験した。脱落膜ポリープは,切除した場合も自然消退した場合も流早産リスクが高いとされ,頸管縫縮術を行う際,ポリープを認めた場合にどう対処すべきか判断に迷う。ポリープ消失後に2期的に追加縫縮を行うことを考慮したうえで,ポリープとともに頸管組織を結紮縫縮しShirodkar法による予防的頸管縫縮術を行うことは,妊娠期間延長を図るための選択肢の1つと考えられた。

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