特集 手術とFunctional Anatomy
Ⅳ.子宮の手術
頸管縫縮術
椹木 勇
1
,
田中 正明
1
Isamu Sawaragi
1
,
Masaaki Tanaka
1
1関西医科大学産婦人科学教室
pp.828-830
発行日 1978年11月10日
Published Date 1978/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205927
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頸管不全症は,妊娠中期において,ほとんど何らの自覚症状を伴わずに頸管が開大し,突然破水して速やかに流産が進行かつ終了するという特異な経過を繰り返す婦人にみられ,習慣性流早産の原因の一つである。これに対して頸管縫縮術は,その着想においても治療効果についても画期的な治療法といえよう。
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