特集 ここまでできる! 産婦人科外来での排尿障害診療
総論
3.患者の訴えに基づく排尿障害のアセスメント
東郷 未緒
1
,
清水 信貴
2
,
齊藤 源顕
1
M. Togo
1
,
N. Shimizu
2
,
M. Saito
1
1高知大学医学部薬理学講座
2高知大学附属病院骨盤機能センター
pp.109-113
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003725
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女性の排尿障害は,妊娠・出産や閉経など,女性特有のライフイベントが骨盤底や下部尿路機能に影響を及ぼすことで発症・悪化することが多い。臨床では病歴聴取と症状評価に加えて,質問票や排尿日誌を組み合わせることで患者の訴えを多面的に把握する必要がある。本稿では『女性下部尿路症状診療ガイドライン(第2版/2025年アップデート)』を参照しながら,① 病歴聴取で特に確認すべき事項,② 代表的な症状・QOL質問票の特徴と活用方法,③ 排尿日誌から得られる情報と評価のポイントを整理した。これらを組み合わせることで,女性排尿障害の診療において,より精度の高いアセスメントが可能となる。

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