今月の主題 問診
症状別問診法
便通異常に関する患者の訴え
大貫 寿衛
1
1済生会中央病院・内科
pp.724-725
発行日 1973年6月10日
Published Date 1973/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204773
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はじめに
患者が便通異常を主訴として医師を訪れる場合,その訴えは下痢・便秘・交替性便通異常の3つに大別できるので,このおのおのについて順を追って考えてみることとする.もちろん,こういった便通の異常を訴える者は,それだけでなく他にいろいろの随伴症状を持っているはずであるから,それらを聞き出しながら整理してゆくことによって,かなり考えをまとめることができる.
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