特集 産婦人科にかかわる医用技術の新たな進歩Ⅰ
遺伝子技術
3.新たな分子標的治療薬の可能性
宮本 強
1
,
塩沢 丹里
1
T. Miyamoto
1
,
T. Shiozawa
1
1信州大学医学部産科婦人科学教室
pp.15-20
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003265
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近年,遺伝子解析技術の進歩に伴って各種の分子標的治療薬が登場し,化学療法の選択範囲が飛躍的に広がった。分子標的治療薬は従来の抗がん薬とは異なり,標的となる分子を発現する細胞にだけ有効になるので,各症例の分子生物学的特徴を把握したうえでの適切な分子標的治療薬の使用が重要である。
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