特集 産婦人科領域における情報リテラシー―ビッグデータとバイオインフォマティクスの活用
11.婦人科腫瘍領域におけるAIの活用
梅本 美菜
1
,
真里谷 奨
1
,
南部 優太
2
,
藤野 雄一
2
,
鳥越 俊彦
3
,
齋藤 豪
1
M. Umemoto
1
,
T. Mariya
1
,
Y. Nambu
2
,
Y. Fujino
2
,
T. Torigoe
3
,
T. Saito
1
1札幌医科大学医学部産婦人科学講座
2公立はこだて未来大学システム情報科学部情報アーキテクチャ学科
3札幌医科大学医学部病理学第一講座
pp.829-833
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003053
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AI(人工知能),なかでも深層学習(deep learning)を用いた技術は,医療においても数多くの分野で応用が試みられている。産婦人科領域においてもそれは決して例外ではない。扱う対象データを画像,病理画像や放射線画像,ならびに内視鏡画像に絞ったとしても,多種多様な検討が行われてきた。本稿では,AI全体の潮流についても触れつつ,婦人科腫瘍領域のなかでも特に深層学習を用いた病理診断,細胞診および組織診にまつわるAIの活用について述べる。
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