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障がいがある女性と産婦人科医療―配慮を必要とする女性をどうサポートするか?(最終回) 第5回 診療のハードルを下げるための工夫
橋本 洋之
1
H. Hashimoto
1
1はしもとクリニック(院長)
pp.835-839
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003054
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障がいのある女性に婦人科診察を行う際には,プライバシーを重視して性交渉の有無などの問診を行い,性交渉の有無に応じて検査方法を選択する。内診などの検査が必要な際は,検査の必要について説明し同意を得たうえで,検査の時間を十分に確保し,気持ちにも余裕をもって検査をするとうまくいくことが多い。また来院が困難な場合は,状況によってはオンライン診療を実施するという選択肢もある。
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