特集 症例にマッチする分娩誘発アプローチ
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    9.分娩誘発時のトラブルへの対処
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                植木 典和
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                竹田 純
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                N. Ueki
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                J. Takeda
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1順天堂大学産婦人科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.415-420
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2021年4月1日
                  Published Date 2021/4/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001691
                
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分娩誘発は母児合併症を回避する目的で実施する医療介入であるが,胎児機能不全(NRFS)や臍帯脱出,子宮破裂,子宮内感染,肩甲難産,弛緩出血などのリスクが上昇する。胎児機能不全の要因には臍帯脱出や子宮破裂など母児の生命にかかわる重篤な合併症もあり,迅速に原因を見極め適切な対応をしなければならない。子宮内感染,肩甲難産などのように分娩誘発がリスクにもベネフィットにもなることがあるため,適応のタイミングを慎重に検討する必要がある。弛緩出血などの分娩後にも惹起されうる合併症を理解することで予防や早期の治療介入が可能となる。ルールを遵守し,リスクへの対応に習熟し,安全な分娩誘発の提供を行わなければならない。

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