特集 生殖医療のファーストライン・セカンドライン―診療ストラテジーと方針変更のタイミング―
生殖手術
9.子宮粘膜下筋腫と子宮内膜ポリープ
齊藤 寿一郎
1
,
手島 薫
1
J. Saito
1
,
K. Tejima
1
1順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター婦人科
pp.875-879
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000524
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子宮内膜,子宮腔に影響を及ぼす子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの病変は,妊孕性と月経症状に関与する。最近の晩婚化,晩産化による挙児希望年齢と子宮筋腫好発年齢の一致は不妊症や不育症に大きく影響している。また,子宮内膜ポリープの一部も妊孕性に影響を与える。本稿では主に子宮粘膜下筋腫と子宮内膜ポリープへの手術介入のタイミングを考える。
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