今月の臨床 不妊女性に対する手術療法─適応・タイミングと手技のコツ
子宮腔内病変に対する子宮鏡検査・治療─子宮粘膜下筋腫と子宮内膜ポリープを中心に
齊藤 寿一郎
1
,
坂本 愛子
1
,
手島 薫
1
1順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター婦人科
pp.166-171
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208610
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●検索・診断のタイミング:月経終了直後の子宮内膜肥厚のない増殖期に,経腟超音波検査,SHG,子宮鏡検査を行う.子宮鏡検査は可能な限り不妊一般検査として扱う.
●子宮鏡下手術のタイミング:子宮内膜ポリープは妊娠率を高めるために早めの手術を勧める.子宮粘膜下筋腫は積極的に手術を勧める.いずれも子宮鏡下手術による.
●子宮鏡下手術のコツ:手術による子宮腔内癒着を防ぐ.
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