特集 少子化時代における就労女性の不妊治療
器質性疾患 子宮筋腫・子宮内膜ポリープ・子宮内膜症・子宮腺筋症の取り扱い
石沢 千尋
1
,
廣田 泰
1東京大学 医学部産婦人科教室
キーワード:
子宮筋腫
,
子宮内膜症
,
不妊症-女性
,
ポリープ
,
就労女性
,
治療成績
,
子宮腺筋症
Keyword:
Women, Working
,
Leiomyoma
,
Infertility, Female
,
Treatment Outcome
,
Polyps
,
Endometriosis
,
Adenomyosis
pp.1451-1456
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022034119
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子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープは、過多月経、月経困難症などの原因となる器質的疾患の代表となる。年齢や挙児希望状況によって管理方針が大きく異なるため、患者のライフステージに応じた治療が必要になる。症状を参考に超音波検査でスクリーニングのうえ、MRI、子宮鏡検査などの検査を追加し、挙児希望や不妊症などの状況とあわせて手術療法が検討される。プレコンセプションケアとしての手術を行った場合には妊娠に最適な状態維持のためのホルモン療法を考慮する。
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