ガイドラインのすき間を埋める! 臨床医マエストロの技
婦人科領域 GQ-21 子宮頸部細胞診異常例の診断とCIN 症例の経過観察
小田 瑞恵
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科,こころとからだの元氣プラザ婦人科
pp.1469-1480
発行日 2017年10月31日
Published Date 2017/10/31
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000186
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子宮頸部細胞診異常例に対する取り扱いやCIN の管理は,ベセスダシステムや産婦人科診療ガイドライン(婦人科外来編)の整備で統一された基準で運用されるようになってきた。しかし,細胞診・コルポスコピー・組織診の診断精度が良好でなくては,優良なガイドラインも適切に運用することは叶わない。コルポスコピストには最強病変を的確に見極め,細胞診・コルポスコピー・組織診の結果を統合して評価する役割が求められる。
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