今月の臨床 難治性合併症を診る—産科
産婦人科合併症
6.CIN
脇田 邦夫
1
,
蔵本 博行
1
,
西島 正博
1
1北里大学医学部産婦人科
pp.1326-1327
発行日 1994年11月10日
Published Date 1994/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901942
- 有料閲覧
- 文献概要
30歳以上を対象とした老人保健法による検診事業の制定により,子宮癌検診は普及し前癌病変や早期癌で発見される症例が増加している.一方,性の欧米化に伴い若年者のそれは増加傾向にあるとされている.われわれは,1981(昭和56)年より子宮頸部異形成および早期癌に対し,各種レーザーを応用し良好な成績を報告1)している.
今回,われわれのレーザー治療症例において妊娠合併例について若干の考察を加え報告する.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.