特集 小児科医が診る皮膚症状――日常的な訴えから見逃したくない疾患まで
6.皮膚粘膜から疑う川崎病――不全型を見逃さないために
松原 知代
1
1獨協医科大学埼玉医療センター小児科
pp.807-812
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003978
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
川崎病はいまだ原因不明の,ため主要症状を用いた『川崎病診断の手引き』で診断する.主要症状がそろわずに典型例ではない場合には,診断と治療が遅れて冠動脈後遺症のリスクが高くなる.見逃さないためには川崎病に特徴的な皮膚粘膜病変は重要であるが,総合的な判断が必要である.発熱が持続し他の鑑別診断がつかない場合には血液検査と心エコーを実施して早期診断・治療を行う.

Copyright © 2026, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.

