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鹿児島県の小児死亡例における死亡小票からの検討
井無田 萌
1
,
根路銘 安仁
2
,
岡本 康裕
3
1鹿児島県鹿屋保健所兼志布志保健所
2鹿児島大学医学部保健学科成育看護学講座
3鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児科学分野
pp.162-168
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003772
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鹿児島県の小児死亡例の予防可能な死について検証することを目的に,死亡小票情報から死因の再分類と予防可能性の分類を判断し詳細調査が必要な症例を抽出することが可能かについて検討した.県内居住の18歳以下で2019年4月~2021年3月に死亡した120例について小児科専門医3名が個別に検討した.死因の再分類で全員一致した症例は60例,全く一致しなかった症例は11例,予防可能性ではそれぞれ64例,13例であった.死因によらず,死因の再分類・予防可能性の分類のいずれにおいても分析は不十分で詳細調査の必要性は判断できなかった.死亡小票情報のみでは検証に限界があり,関係機関が有する情報を収集・検討するために国全体の法整備が望まれる.

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