リハビリテーション・インフォメーション
青森県/鹿児島県
舘山 博文
1
,
工藤 朋子
2
,
佐々木 順一
3
,
金子 みゆき
4
,
小野 知子
5
1国立弘前病院
2青森労災病院
3南九州病院
4やまびこ整肢学園
5鹿児島大学医学部霧島分院
pp.128-129
発行日 1980年2月15日
Published Date 1980/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102096
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県の行政
県の行政面では,修学資金制度が昭和48年4月から施行されている.目的は県内の更生施設等に,PT,OTの充足を図ることである.指定施設は,肢体不自由者施設,肢体不自由児施設,重症心身障害児施設,身体障害者療護施設となっており,指定以外(一般病院,総合病院)への就職者は返還の義務を余儀なくされている.貸与の額は月額1万2千円である,貸与期間は最高3年で,卒業後(免許取得後)3年以上勤務することによって,貸与を受けた金額がすべて免除されることになっている.
次に県のリハビリテーション事業として,昭和46年から「家族のためのリハビリ教室」,48年から「チーム訪問」とこの2つの事業を行っている.これは主催が青森県公衆衛生部と,青森県理学療法士会,後援が青森県医師会,各市町村,青森県看護協会となっており,各保健所単位で結成されていて,それぞれの活動を行っている.
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