綜説
小児喘息のスムーズな移行期医療のために
-――内科からの視点
岩永 賢司
1
1済生会富田林病院病院長
pp.832-836
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000003546
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小児喘息の約半数は成人喘息へ移行するといわれているため,思春期にも絶え間ない管理が必要になる.ところが,移行期の喘息患者は思春期特有の問題のため,その疾患管理が不十分になっている.小児科医,内科医,医療スタッフの連携のもと,小児気管支喘息ガイドラインの推奨するプロセスを利用して,スムーズな喘息移行期医療を進めなければならない.

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