Japanese
English
第1土曜特集 喘息の発症メカニズムと治療・管理
病態
喘息のフェノタイプと炎症
Asthma phenotype and airway inflammation
岩永 賢司
1
,
東田 有智
2
Takashi IWANAGA
1
,
Yuji TOHDA
2
1近畿大学病院総合医学教育研修センター
2同病院病院長
キーワード:
喘息
,
フェノタイプ
,
重症喘息
,
2型炎症
,
個別化治療
Keyword:
喘息
,
フェノタイプ
,
重症喘息
,
2型炎症
,
個別化治療
pp.22-25
発行日 2022年4月2日
Published Date 2022/4/2
DOI https://doi.org/10.32118/ayu2810122
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喘息は原因,発症年齢,重症度,増悪因子などがさまざまな多様性疾患である.十数年前頃よりクラスター解析を用いて患者背景や種々の臨床検査などから喘息をフェノタイプ分類し,重症喘息の個別化治療に反映させるようになってきた.最も新しくて簡便なフェノタイプ分類は高2型か低2型であり,バイオマーカーとして好酸球が重要であり,高2型であれば生物学的製剤の使用が考慮される.
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