症例
肝副葉の捻転をきたしRSウイルス感染症との関連が疑われた1例
山口 一真
1
,
青嶋 努
1
,
山田 晃郎
1
,
滝本 愛太郎
2
1公立西知多総合病院小児科
2名古屋大学医学部附属病院小児外科
キーワード:
肝副葉
,
捻転
,
RSウイルス
,
画像診断
,
腹痛
Keyword:
肝副葉
,
捻転
,
RSウイルス
,
画像診断
,
腹痛
pp.555-559
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000002166
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肝副葉とは正常な肝組織で構成され,主肝との間に肝実質組織,結合織や腸間膜などを介して連続するものであるとされる1).ほぼ無症状で経過し,術中や剖検時に偶然みつかることが多い2).今回われわれは,respiratory syncytial(RS)ウイルス感染症の経過中に肝副葉が捻転をきたした症例を経験したので報告する.
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