特集 境界領域の診療
泌尿器科・婦人科的疾患 卵巣捻転
家入 里志
1
,
杉田 光士郎
,
川野 孝文
,
永井 太一朗
,
矢野 圭輔
,
大西 峻
,
春松 敏夫
,
山田 耕嗣
,
山田 和歌
,
松久保 眞
,
武藤 充
,
加治 建
1鹿児島大学 学術研究院医歯学域医学系小児外科学分野
キーワード:
消化器疾患
,
鑑別診断
,
捻転
,
腹腔鏡法
,
腹痛
,
卵巣疾患
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Digestive System Diseases
,
Torsion Abnormality
,
Abdominal Pain
,
Laparoscopy
,
Ovarian Diseases
pp.1662-1664
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020041544
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<Key Points>(1)女児の持続的あるいは間欠的な腹痛を診た場合は卵巣捻転を鑑別する。(2)卵巣捻転であっても消化器症状をメインに呈することもあるため注意を要する。(3)間欠的腹痛に白血球数と炎症反応の上昇を伴う場合は画像診断を考慮する。(4)画像上、卵巣の腫瘍性病変を伴う場合は早急な手術が必要となるため手術可能な施設に速やか紹介する。
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