[連載] 最近の外国業績より
アレルギー
日本医科大学小児科学教室
pp.1454-1457
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001487
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背 景 アトピー性湿疹および食物アレルギーは,生後2年の間に発生し,食物アレルゲンが重症アトピー性湿疹の誘発や悪化に関与するといわれる.食物アレルゲンに対する感作は乳幼児期の湿疹の重要な要因であるが,2歳以降の食物アレルゲンに対する感作率は低下する.本研究では早発性湿疹と遅発性湿疹で,乳幼児期のアレルゲン感作やアトピー性疾患の発症との関連性に関して,その違いを検討した.
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