[連載] 最近の外国業績より
栄養・代謝・内分泌
日本医科大学小児科学教室
pp.215-218
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sh.0000001199
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背 景 米国の1型糖尿病患者は100万名以上にのぼる.診断がつかない段階でも自己抗体が出現し,高血糖を呈して病状が進行することがわかっている.テプリズマブ(Fc受容体非結合性抗CD3モノクローナル抗体)はCD8陽性Tリンパ球を不活性化しβ細胞破壊を遅らせるとの報告がある.そこで本研究では1型糖尿病発症のハイリスク群を対象とし,テプリズマブ投与により発症時期が遅延するかを検討した.
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