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                                特集 骨折治療の現在地を知る!
                        
                        
                
                  
                  
              
              
              
                  
                  
                  
                  
                            
                                    Ⅴ.高齢者・脆弱性骨折
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    脆弱性骨盤輪骨折の診断と治療update
                                    -―いつ手術を決めて,どう固定するか―
                                    
                            
                            
                                    
                                    When and how to operate on fragility fractures of the pelvis?
                                    
                                    
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                本田 哲史
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                鈴木 卓
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                        
                                            
                                                Akifumi HONDA
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                Takashi SUZUKI
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1上尾中央総合病院,外傷再建センター
                
                
                  2帝京大学医学部附属病院,外傷センター
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            キーワード: 
                            
                                
                                    Fragility fractures of the pelvis
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    Geriatric patient
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    Minimally invasive fixation
                                
                                
                            
                        
                
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                                    Fragility fractures of the pelvis
                                
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                                    Geriatric patient
                                
                                ,
                            
                            
                                
                                    Minimally invasive fixation
                                
                                
                            
                        
                
                pp.579-587
                
                
                
                  発行日 2024年4月30日
                  Published Date 2024/4/30
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.18888/se.0000002970
                
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- 参考文献 Reference
脆弱性骨盤輪骨折(FFP)はRommensらのFFP分類に従い骨折型を判定し,不安定性が強いものは手術治療を考慮する。経過中に骨折が進展する病態であり,適切な鎮痛薬投与によっても強い疼痛が続く症例では骨折型が変化してきている可能性がある。比較的安定性の高いtype Ⅰ,Ⅱと分類された症例であっても,骨折が進展する場合や離床が困難な場合は手術治療を検討する。手術治療決定までの経過観察期間について,一定のコンセンサスは得られていない。手術治療はできる限り低侵襲に行い,必ずしも解剖学的な整復にこだわらず,強固な固定を行うことを優先する。保存治療でも手術治療でも,治療の目的は早期の離床である。

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