特集 食道癌機能温存手術の最新知見と手術手技
Ⅱ.各論(手術手技) 5)機能温存を重視した食道切除後再建
栗山 健吾
1
,
金森 淳
1
,
高橋 直規
1
,
寺山 仁祥
1
,
田村 真弘
1
,
渡邊 雅之
1
1がん研究会 有明病院食道外科
キーワード:
三角吻合
,
胸腔内吻合
,
ロボット支援手術
Keyword:
三角吻合
,
胸腔内吻合
,
ロボット支援手術
pp.1777-1783
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004109
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食道癌手術は頸部から腹部に手術操作が及ぶ高侵襲な手術であり,術後のADL(activities of daily living)やQOL(quality of life)に大きな影響を与える。根治性を担保しつつも機能温存を考慮した手術を行うことは,食道外科医が継続して取り組むべき重要な課題である。なかでも食道手術における消化管再建は,縫合不全や吻合部狭窄といった術後のQOLに直結する重要な手術操作である。
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