特集 鼠径部・腹壁瘢痕ヘルニア手術を極める―直達手術から腹腔鏡・ロボット支援手術まで
Ⅰ.総論 4)鼠径ヘルニアでの日本内視鏡外科学会技術認定取得
早川 哲史
1
1名豊病院病院長/腹腔鏡ヘルニアセンター
キーワード:
JSES技術認定制度
,
腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術
,
ラパヘル
Keyword:
JSES技術認定制度
,
腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術
,
ラパヘル
pp.1177-1185
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003975
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日本内視鏡外科学会(Japan Society for Endoscopic Surgery;JSES)技術認定制度に関する規則の第1章-第1条(目的)には「内視鏡外科手術は,低侵襲的であるなどの利点から,消化器・一般外科,呼吸器外科,小児外科,産科婦人科,泌尿器科,整形外科,内分泌外科など,多数の領域の手術に応用されているが,内視鏡下の手術野で,特殊な器具を用いて行う手術であり,高度な技術が要求される。この日本内視鏡外科学会技術認定制度は,各学会の定める専門医制度とは異なり,これら各関連領域において内視鏡手術に携わる医師の技術を高い基準にしたがって評価し,後進を指導するにたる所定の基準を満たした者を認定するもので,これによりわが国における内視鏡外科の健全な普及と進歩を促し,延いては国民の福祉に貢献することを目的とする」と記されている。
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