Japanese
English
特集 注目すべき高齢者の腹部救急疾患診療
2.内科・外科の視点から(1)高齢者の上部消化管穿孔に対する保存的治療
産本 陽平
1,2
1竹田綜合病院外科
2筑波大学附属病院小児外科
キーワード:
高齢者
,
上部消化管穿孔
,
保存的治療
,
死亡率
,
廃用
Keyword:
高齢者
,
上部消化管穿孔
,
保存的治療
,
死亡率
,
廃用
pp.411-415
発行日 2025年3月20日
Published Date 2025/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003406
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、411ページから415ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
上部消化管穿孔は死亡率が高く,近年その原因として高齢者のNSAIDs潰瘍が増加している.上部消化管穿孔の治療ガイドラインでは,保存的治療は腹膜炎が軽度の70歳以下の症例に推奨されるが,より高齢者では保存的治療の完遂が困難であり,外科手術が第一選択とされている.われわれは2013~2023年における70歳以上の患者31例を対象に,保存治療群(11例)と手術群(20例)の治療成績を比較した.患者背景では汎発性腹膜炎の患者が手術群で有意に多く(70% vs. 27.3%:p=0.023),絶食期間〔中央値(IQR)〕が手術群で有意に短縮していたが〔5(5,7)日vs. 7(7,11.5)日:p=0.0064〕,全体で30日死亡はなく,いずれの群も約80%で自宅退院が可能であった.適応を選べば保存的治療は手術と同等の治療成績を得られる可能性がある.

Copyright © 2025, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.

